2008年10月24日

PCを音源ユニットにできるかな

打ち込みでオーケストラをシミュレーションするときなど、SteinbergのHALion Symphonic Orchestraを使っている。本格的なソフトシンセとしては自分にとってこれが初の音源なんだが、コイツはとにかくメモリを食うw。使う音色はすべて事前にRAMに読み込んでおくシステムだから10音色も使えばあっという間にメモリの限界ギリギリになってしまう(^^;)。実質16チャンネルをリアルタイム処理で使うことはRAMの上限が4GBなシステムでは無理なわけだ。

かといってこの音源に関して言えばWindowsは32Bitシステムにしか対応してないからそもそも動作環境自体に4GBの上限が付いている。(Vienna Symphonic Libraryは64Bitシステムにも対応してるみたいだね。メモリ8GBまで行けるってことか)。

4GBの限界はトラックフリーズなどの工夫でメモリを稼ぎつつ作業するしかないんだが、たとえばこれで別のソフトシンセを同時に使いたいってことになったとき、どうしてもメモリ不足に直面することになる…よね。そういう時はどうするんだろ?プロの世界だったらもっと豪快に音源使いそうだしさ。

そこで思ったのだが、

こういうのって可能なのかな?w↓

20081024-pc2pc.jpg

パソコン自体を音源に専念させちゃうのw。
PC1のシーケンサーから出すMIDI信号をPC2に送ってその中に入っている音源を鳴らす仕組み。PC2の音源にマルチティンバーの受信能力がなければシーケンスソフトなどを予め起動してトラックごとに楽器を割り当てておく、と。PC1は無論シーケンスソフト+ソフトシンセかけもちで、PC2は追加の音源ユニット。

理論上問題なさそうだけど、こういうのってフツーに行われてるもんなのかね?あまり聞かないがw。

MIDIインターフェイスもPCもシーケンスソフトもオーディオインターフェイスも2つずつ必要になるから個人で構築するにはちょっと出費が痛いけど、プロの現場ってこういうの実は日常茶飯事なのかね。フルオーケストラとかの場合はこんな環境も必要になりそうだけど…。

ちょっと気になってしまってる素朴な疑問w。




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