2011年11月13日
恐怖の右脳音色
恐怖の右脳改革を仕込むにあたって、いろいろな工夫を駆使する結果となったので、この曲用に作った音色セットをここで紹介してみようと思います。
なぜこんなものをアップするのか。ここまで頑張ったから誰かに見てもらいたいという願望もあるけど(^^;) 基本的には自己満足ですw。あとは自分用メモ。興味あったら読んでみてくださいな。
内容的にはかなりマニアックな事も書いてあるし、これに興味を持っていただける人は限られてるかもしれないけど(^^;)、何か参考になったなんてことがあったらこれまた嬉しく。
まずは曲を…
YouTubeで検索すればアッサリ出てくるw。こんな曲です。やーカッコイイ。そしてどのパートも忙しいw。でも不思議と挑戦したくなるんだよね。「これやります」って渡された時は一瞬「無理wwww」って思ったけど、どこかでワクワクしてるというかw。 孫悟空か、オレは…。
埋め込み動画が表示されない場合は直接YouTubeでどうぞ。
そんなこんなで恐怖の右脳改革 Special Long Versionを攻略することに。
今回使った機材
YAMAHA MOTIF ES7: 一応我が家のメインシンセという位置づけ。鍵盤数も最大同時発音数も後述のTrinityより多いし、サンプラー機能も付いていて安定感が高い。シンセとして目立った特徴はあまりないけど万能に使えるから一通りなんでも平均点以上でやってくれるw。生楽器系の音色は綺麗な音が多いので頼もしい。バックに徹する場合もいい意味で味が薄い音色を持ってるので何気に必要不可欠。
KORG Trinity Plus: 攻撃的なシンセリード音色を作るとオイシイw。なのでリード関係は極力Trinityでやる。とは言え、コルグシンセのパッド音色は味があるものが多いのでパッド用としてもよく使う。あ、あとオルガンも結構いい感じだね。基本的にこのシンセ大好きw。でも音のキャラとしては全体的に主張が強いのでどこか暴れ馬。ギターに喧嘩売れるくらいw。個人的にはMOTIFとのコンビネーションがバランス良くて好き。
ちなみにリード音色ならNordLead 2Xもかなり凶悪な音を出してくれるけど、Trinityのようにオールインワンシンセ的な機能はないのでその面で負けてしまう。もちろん特定のリード音にこだわって、そこだけNordLeadを使う手もあるけど、今回はたまたま使いたいリード音がTrinityにあったので、Nordは使わないことに。鍵盤3台になると脳内メモリも食うしね。無理に使う必要はない。
音色リストを作る
というわけで、いただいた音源をまずはひたすら聴きまくる。繰り返し聴いて、どこでどんな音色が必要か、どの音色をどのシンセで鳴らすか、スイッチングの実現性などを考えつつ、音色セットを組んでいく。
最初は紙にに殴り書きな簡易リストから始まり、大体構図が決まったら各音色をラフなプログラミングで形にして、最終的に弾けそうな流れが出来たら本腰を入れて各音色を細かく仕上げるというステップを踏んで進めました。絵を描くときの過程にちょっと似てるねw。
で、出来上がった音色セットのチャートがこんな感じ↓
曲のセクション | MOTIF | Trinity |
---|---|---|
イントロ(前半) | UNO INTRO | UNOU DEREK |
イントロ(後半)~Aメロ | UNO AP+STR | UNO ORG SUSPIANO |
Bメロ | UNO ORG/ST | |
ユニゾンソロ | UNO UNISONLEAD | |
ベースソロ前半 | UNOU PAD1 | UNO SOLO PAD |
ベースソロ後半 | UNO AP+PAD | |
Aメロ | UNO PIANO SUSFX | |
ギターソロ前後半 | UNOU PAD2 | |
ドラムソロ前半 | UNO COMP PIANO | |
ドラムソロ後半 | UNO ORG/AP | |
シンセソロ | KILLER LEAD | |
ユニゾンソロ | ||
Aメロ(エンディング) |
||
エンディング | UNOU DEREK |
上から順番にタイミング良く切り替えながら弾いていきます。MOTIFとTrinityで切り替えのタイミングが違うのはセクションをまたいで同じ音色を使っていたり、実際演奏する場合、特定のタイミングじゃないとスイッチングが難しいため。
ちなみに音色名は適当ですw。でも自分が分かりやすいネーミングが本番でも混乱しにくくて良いかもね。 てなわけで、続いて各種音色の紹介をしていきます。
音色解説
イントロ(前半)(ビデオ0:00~0:45)
イントロはMOTIFとTrinity両方とも使ってます。シンセしか鳴ってないソロ状態で見せ場なのでここは張り切るところw。構造としては、低音パッドがゴォ~~~ンと鳴り続けている上に、別のパッド音色で上の方でフリーテンポでメロディーが乗る感じ。
何故シンセ2台を同時に使ったかと言うと、音切れ防止だったりします。それなりに複雑なパッドが鳴っているのでその分使う波形も増える。しかし波形が多いと割とすぐにポリフォニー(最大同時発音数)の限界に達してしまう。 そこで、低音パッドの主な成分をMOTIF、メロディーパート、その他味付けパッドをTrinityに振り分けた。
MOTIF:
UNO INTRO
☆ LAYER1:アタックの強いピアノ
☆ LAYER2:チューブラーベル的なエフェクト音
☆ LAYER3:フィルターにゆっくりLFOをかけた5度で倍音成分が共鳴してるパッド
☆ LAYER4:1オクターブ上にソフトなパッド(厚み出し)
UNO INTRO
Trinity: UNOU DEREK
☆ SPLIT左LAYER1:MOTIFのパッドのさらに1オクターブ下のパッド(フィルターに軽くLFO)
☆ SPLIT左LAYER2:SE(ヒュ~~カンカンカン…みたいなw)
☆ SPLIT左LAYER3:SE(音程感がある風系のノイズ、持続系)
☆ SPLIT右:シンセリード音色(ジョイスティック、アフタータッチ、リボンで各種効果追加可能)
UNOU DEREK
で、MOTIF、Trinityを両方鳴らすとこんな感じ↓
UNO INTRO + UNOU DEREK
いい感じに分厚くなりましたw。
ちなみにTrinityはこのパッドとSEは全て1キーにだけ割り当てて、それより上のピッチはシンセリード音色となっています。これはパッドも含めてデレクの音色そのものなので、ドリームシアターコピーなどでも御用達w。Lines in the Sandのライブ盤で使われてるイントロのあの音だね。恐怖の右脳改革では本来こんな音使われてないけど、ライブパフォーマンスでは盛り上がるということで、ネタで使うことになりましたw。
イントロのパッドはずっと鳴ってるので、この曲はしょっぱなからサステインペダルを2台同時押し。
この場合、シンセリード音色はサステイン無効にしてるのでペダル踏んでも音は伸びないようになってます。
シンセソロセクションが終わるとベースがパターンを弾き始め、ドラム、ギターが入ってリフが始まるけど、ギターとドラムが入るまではパッドは鳴りっぱなしにしてます。でも、両方鳴らしてるとベースを殺してしまうのでベースが入ったらMOTIFの方だけサステイン解除します。
こういうサジ加減ができるのも2台に分けて音色作るメリットかもね。
MOTIFはここで一旦無音になるので、ここで次の音色(UNO AP+STR)へスイッチ。
イントロ(後半)(ビデオ0:52~1:22)
MOTIF: UNO AP+STR
☆ LAYER1:ピアノ(強いアタックが必要なのでEQで4kHz前後をブーストさせたもの。他パートと被り防止のためにローもカット)
☆ LAYER2:シンセストリングス(ピアノの厚み出し用、リリースタイムを若干長めにしてリバーブ代わりに)
UNO AP+STR
イントロ後半に入ってアンサンブル演奏になったら、すかさずフットスイッチでTrinityを次の音色(UNO ORG SUSPIANO)に切り替えておきます。そしてイントロリフの最後にTrinityのオルガンをMOTIFのピアノにレイヤーする感じで両手演奏。
Trinity: UNO ORG SUSPIANO
☆ SPLIT左:オルガン(サステイン無効)
☆
SPLIT右:ピアノ(サステイン無効、ただしサステインでGATE解除)
UNO ORG SUSPIANO
ピアノレイヤーだけにGATEインサートエフェクトをかけてます。スレッショルドを100%にしてあるので、そのまま演奏するとピアノは聞こえません。GATEは簡単に言うと、スレッショルド値で指定した音量以下の音をミュートするエフェクト。スレッショルドを100%にするといくら大きな音を出しても発音はしないワケですね。加えてTrinityは、エフェクトの挙動を制御するコントローラーにサステインペダルを割り当てることができるので、この特性を生かしてこの音色では、サステインを踏んだ時だけGATEのスレッショルドが0%になるように設定してます。つまり、普通に演奏するとオルガンしか鳴らないけど、サステインペダルを踏んでる間だけピアノがレイヤーで一緒に鳴る仕組みなのです。もちろんサステインペダル本来の効果を抑える必要があるので、この音色に限っては全レイヤーサステインをOFFにしてます。
この仕掛けが発揮されるのが次のAメロで。上のサンプルの0:11のところねw。
Aメロ~ユニゾンソロ(ビデオ1:22~2:25)
Aメロのリフに入るとまずは低いピアノでリフパターン、続いてオルガンがレイヤーされた状態でリフをオクターブアップしながら繰り返すけど、ここではTrinityのUNO ORG SUSPIANO音色を使ってサステインペダルを踏んだ状態で演奏します(ひとつ前のサンプル参照)。MOTIFと2段両手演奏して、MOTIFピアノ、Trinityオルガンで弾くこともできるけど、次のBメロでMOTIFは別音色に切り替えるので、AメロリフはTrinityだけで演奏した方が安定するのです。速い曲だからとっさに切り替えるのは難しく(^^;)。
そんなわけでUNO ORG SUSPIANOでピアノ+オルガン音色で演奏しつつ、フットスイッチでMOTIFを次のUNO ORG/STに切り替えておきます。
MOTIF: UNO ORG/ST
☆ SPLIT左:オルガン
☆ SPLIT右:シンセストリングス+ベル
この音色はスプリットしていて、左半分がオルガン、右半分がストリングスとベルを合わせた音色になってます。
ストリングス+ベルは、Bメロでギターが演奏するフレーズをなぞる用途。なので位置づけとしてはギターのリバーブ的存在をイメージしてます。そのため、リリースタイムを若干長めに設定してます。ベル音色はアタックを軽くサポートする感じで使ってます。これがないとちょっとグニャグニャな音になりすぎて自分が演奏してて何やってるか分からなくなるのでw。
オルガンは、次に続くユニゾンソロでの左手コード演奏用。切り替える暇がないので1音色にまとめてスプリットw。
音は単体だとこんな感じ(ストリングスベル→オルガン)↓
UNO ORG/ST
実際の演奏では、MOTIFでBメロを演奏している間にフットスイッチでTrinityを次の音色(UNO UNISONLEAD)に切り替えておきます。
Trinity: UNO UNISONLEAD
☆ Sawウェーブ系リード音色+エフェクト、リボンコントローラーにピッチベンド(1オクターブ)をアサイン
リード音色っていうのはメロディーを取ることが多いので抑揚をつける必要があると思うのです。つまりジョイスティックやリボンでモジュレーションやらピッチベンドやらを掛けつつ演奏するのが重要かと。そのまま弾くとリード音色ってちょっと残念な雰囲気になりかねないので。
ただ、この曲のユニゾンソロって、左手でオルガンを弾いているのでコントローラー関係が一切使えない。足もサステインペダル踏んでたりするからアウトだしね。アフタータッチを使う方法はあるけど、感覚的に表現するのが難しいので個人的には苦手。
なのでUNO UNISONLEADは片手演奏でもある程度音色に動きが出せないといけない。
なので、音色にWahエフェクトを加え、Wahのかかり具合を制御するコントロールとしてベロシティーを設定。演奏するとき、人間である以上、すべての音を同じベロシティーで弾くことはないので、一音一音別のベロシティー値が発生する。したがって一音一音Wahのかかり具合が変わるので演奏すると音色に動きが生じるっ!!
こんな感じに変わります↓
UNO UNISONLEAD(Wahなし)
UNO UNISONLEAD(VelocityによるWah付き)
更に、原曲で、ユニゾンソロが終わるとき、シンセが1オクターブ上にベンドしてます。これを再現するために、リボンコントローラーのX軸にピッチベンド(1oct)を設定し、ソロの最後にグイ~ンとピッチを上げていきます。これはジョイスティックでもできるけど、この辺は好みですな。今回はベンドの幅が広いのでリボンの方がスムーズなベンドが出来そうという理由からリボンにしました。
ベースソロ(ビデオ2:25~3:50)
ソロの間はバックに徹するので演奏的には大したことしてません。ギターはクリーントーンでゆったりしたアルペジオくらいしか弾いてないので、パッドは全音域をカバーするような音作りにしました。
MOTIF: UNO PAD1
☆ アタックがベル系のパッド音
☆ ハイをカット気味にしたストリングス
☆ SFX(ベルツリーなどのキラキラ系w)
UNO PAD1
ソロの後半から転調して少し勢いが増すのでこのタイミングでパッド音色も一段階アグレッシブにして、Trinity(UNO SOLO PAD)に切り替えます。
Trinity: UNO SOLO PAD
☆ SPLIT左LAYER1:強めのアタックのエレピ
☆ SPLIT左LAYER2:ゆっくりフランジャーをかけたパッド
☆ SPLIT右:シンセベル
鍵盤レンジの一番上の1オクターブだけスプリットでベル音色を入れ、パッドにアクセントを入れられるようにしてます。ソロの邪魔に鳴らない程度にw
UNO SOLO PAD
Aメロ(ビデオ3:51~4:18)
最初のリフがここで復活するものの、これ実際ライブで演奏すると、それまで全員で盛り上がってた中でいきなり鍵盤だけになってギャップがちょっと激しすぎだったんですねw。まぁいきなり静かになるのは面白いかもしれないけど、ちょっとここで勢いが落ち過ぎてしまうのが嫌だったので、ここでちょっとだけ音色加えてみましたw。
MOTIF: UNO AP+PAD
☆ SPLIT右:アタック最強のピアノ(ローカット済み)
☆ SPLIT左1音:SFXとパッドのレイヤー
☆ SPLIT左1音:SFX
本来はSPLIT右のピアノ音色だけでこんな感じになるのです:
でもこれだと音が突然やせ過ぎてしまうのでパッドを加えます:
多少厚みは出たものの、次の小節でバンドがアンサンブルでジャーーーンと入るので助走を付けるためにSFXを更に追加:
うーん、激しいw。ライブではとっても映えて良かったですw。
ちなみにこれを演奏している間、フットスイッチでTrinityを次の音色(UNO PIANO SUSFX)に切り替えておきます
Trinity: UNO PIANO SUSFX
☆ LAYER1:オルガン(サステイン無効)
☆ LAYER2:ピアノ(サステイン無効)
☆
LAYER3:シンセリード(サステイン無効、ただしサステインでGATE解除)
この音色は、サステインペダルを踏み込むことで追加の音色が鳴るという仕掛けになってます。やり方は最初に使っていたUNO ORG SUSPIANOと同じパターン。サステインペダルを踏み込むことで追加される音色がピアノでなくシンセリードなので、攻撃力が更に上がってますw。
UNO PIANO SUSFX
で、このリフを弾いている間、フットスイッチでMOTIFを次の音色(UNOU PAD2)に切り替えておきます。
ギターソロ(ビデオ4:18~5:43)
ベースソロと違ってギターソロではベースがバックに戻ってるので逆に高音域の味出しを意識してストリングスの弦楽器感を強めにしてます。
MOTIF: UNOU PAD2
☆ LAYER1:ピアノ(ローカット済み)
☆ LAYER2:ストリングス系パッド
☆ LAYER3:SFX(ベルツリーなどのキラキラ系w)
UNOU PAD2
ギターソロ中にTrinityの音色を次の音色(UNO COMP PIANO)に切り替えておきます。
ドラムソロ(ビデオ5:43~6:11)
ドラムソロで鳴ってる音はメインのドラムと、鍵盤だけ。一応コード感らしきものは出しておきたいので、常時ルートのBが鳴っている様に気を付けます。音色は前半はTrinity、後半はMOTIFという流れで。
Trinity: UNO COMP PIANO
☆ SPLIT左:シンセパッド(1音だけ、ルートのBを延ばす用)
☆ SPLIT右:アタックが強いピアノ
UNO COMP PIANO
この音色でリフを弾いている間、フットスイッチでMOTIFを次の音色(UNO ORG/AP)に切り替えておきます
MOTIF: UNO ORG/AP
☆ SPLIT左:オルガン
☆ SPLIT右:ピアノ(オクターブレイヤー付き)
UNO ORG/AP(このセクションで使うのはピアノ音色の部分のみ)
MOTIFの音色は左手のレンジではオルガン音色、右手がピアノです。オルガンはドラムソロ直後のシンセソロ→ユニゾンソロのバッキング用なので、現段階ではまだ使いません。右手のピアノはオクターブをレイヤーしているので、鍵盤1つ押せば1オクターブ上の音も重なって鳴る仕組みです。迫力が増しますw。
ドラムソロの前半後半で音色を切り替えるのは、雰囲気に変化を与えて盛り上げに貢献するのと、もうひとつは、ドラムソロ明けにTrinityの音色で弾くソロを控えているので音色切り替えの都合上、ドラムソロの後半はMOTIFの方が好ましいという二つの理由があります。
というわけでMOTIFでドラムソロ後半のバッキングを演奏中、フットスイッチでTrinityを次の音色(KILLER LEAD)に切り替えておきます。
シンセソロ~ユニゾンソロ(ビデオ6:11~7:08)
ここはもう純粋にソロなので音色はTrinityのKILLER LEADのみ。ビデオの原曲ではギターソロになってますが、ライブではここは鍵盤ソロにしてもらえたのでした。ソロ明けに、冒頭にもあったギターとのユニゾンソロが復活するのですが、それ用に音色を切り替える暇がないのでここはKILLER LEADのままで演奏しちゃいます。
Trinity: KILLER LEAD
☆ リード音(SAW波形)にディストーション、コーラスをかけて、Wahエフェクトをジョイスティックに割り当てたもの。リボンで1オクターブ上の5度がハーモニクス的にクロスフェードできるようになってます。モノフォニック音色なので、和音は弾けません。
KILLER LEAD
ソロのフレーズの粒揃ってねぇなぁ…orz。今の自分はこれが限界か。だったら弾けもしないフレーズ考えるなって?でもバンドと合わせるとこれでも案外カッコよく聞こえたりするんだよ。ホントだよ。
ソロ直後に続くユニゾンソロで左手は前述のオルガンをMOTIF(UNO ORG/AP)で演奏するのでジョイスティックが使えなくなってしまう分、リード音色の味が薄まっちゃうけど、実際演奏してみると程よくハモリに徹する形になるので悪くなかったw。
Aメロ(エンディング)(ビデオ7:08~ラスト)
最後の難関、ユニゾンソロ明けで鍵盤はいきなりAメロのリフに戻り、ピアノで演奏、しかしシンセリードはDの音をまだ伸ばしてる状態。しかもここでもまた1オクターブベンドしやがるww。
左手でオルガン、右手でピアノを弾かねばならないので、どうしてもベンドは出来なかったけど、一応Dを伸ばすことはできる!
最後のDを演奏する時にTrinityのサステインペダルを踏み込み、すかさずMOTIFでピアノのリフに移ればOK♪…で、1小節分サステインペダルを踏みっぱなしにしたら離す。うーんイイ感じw
最後は引き続きMOTIF(UNO ORG/AP)でピアノ音色を使ってリフを弾き、終了となります。
UNO ORG/AP(ユニゾンソロのバッキング→エンディングのピアノリフ)
このとき、Trinityで最後にUNOU DEREKに切り替えておき、ドラムのブレイクが終わった後に、ルートのBをこの音色で弾くとカッコイイので、最初で使ってた音色をここでもう一度使います。
UNOU DEREK
はい、お疲れさまでしたww
以上、全部つなげるとこんな感じになります。(参考までにうっすらと原曲被せてます)↓
張り切り過ぎたかな(^^;)。今回は仕込む時間が思いがけず長く取れたのでここまでこだわれたのもあるかもw。頑張って作ったはいいものの、実際に演奏してみるとホントに音色の切り替えが多く、一瞬たりとも油断ができない曲でございます。でもこれがカッチリ決まった時の満足感は半端ないw。
何この記事w。
多分現時点でこのブログの最長編記事、最後まで読んでくださったあなた、ありがとうございました!